インフルエンザ・ワクチンは・・・
「さくらクリニック」では「インフルエンザワクチン」が大好評です。
ところが、「インフルエンザ・ワクチンは打たないで」という本が発売されたので、早速読んでみました。
著者はウィルス研究所や保健所、老人保健施設などで働かれていた先生のようです。
内容は、長年ウィルスや感染症を研究された方ですが、医師とはいえ、「患者さんを診察しない研究者の見解」という感じでした。
要約すれば、「インフルエンザワクチンでは予防も重症化も防げないので意味は無い!」、「予防のためには人混みに行かない!」、「インフルエンザにかかったら寝ていれば良い!」という感じでした。
確かに<「ワクチン接種」をしても「インフルエンザ」を完全に防げない>のは事実です。
でも、大学病院をはじめ、医療機関のスタッフは11月中には「インフルエンザ予防接種」を済ませていることが多いです(さくらクリニックのスタッフも全員受けました!)。通常、医療機関は具合の悪い方がいらっしゃるので、医療従事者は「ウィルスや菌」の中で仕事をしている状態です。普通の方よりも当然リスクは高くなります。その割に人手不足ですから、「交代要員」がいるわけでもなく、お休みを取るのも難しいのが現状です。
研修医時代、僕の友人は体調不良を上司の先生に申し出たところ、「具合が悪いなら、治してやるから病院に来い!!」と言われたそうです。この上司が「悪魔」か「天使」かはさておき、病院の現場はこんな感じです。
<ウィルスにかかる可能性を少しでも下げるのが予防接種の目的です。>
「予防のためには・・・」は、効果的でしょうけど、正直現実的ではないですね。社会人でこれをしていたら仕事になりません。(朝の通勤ラッシュは減りそうですけど・・・)
「・・・寝ていれば良い!」は、確かにお子様には良いでしょう。しかし、仕事を持つ大人にはやはり難しそうです。社員に優しい会社ばかりなら良いでしょうけど、「休みから仕事に戻ったら、机が無い!!??」では困ってしまいます。
確かに、「インフルエンザ」は「ワクチン接種が完全な予防策にならないこと」や「ワクチンによる副作用・副反応」など、「予防接種」も注意して受ける必要はあるとは思います。だから「インフルエンザ予防接種」は「任意接種」なのです。でも、・・・
<来年以降も医療従事者はインフルエンザ予防接種を受けるでしょう!>
さて、これでも「インフルエンザ予防接種」は無駄なのでしょうか?・・・
<インフルエンザの理解を深めたい方は⇒国立感染症研究所
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/index.html>
いつもと違い、今回は真面目な内容になってしまいましたね。
ここで、僕の体調回復法をそっとお教えします。
「あー、少しダルイなあ!」、そんな時は、
「口から食べる栄養補給は点滴に優る!!」
<上級編>
「焼肉!!」
「ニンニクの丸焼き!(生はダメ!)」、「タレにもニンニクたっぷり!」、あとは「タン塩、ロース、カルビ、・・・」(これだけ食べれて、本当に体調不良??)
ニンニク臭い息のまま就寝!!そして朝・・・
「マスク!!マスク!!」(ニンニク臭くて、ゴメンナサイ!!)
<初級編>
「参鶏湯(サムゲタン)!!」
御存知、「韓国料理」で、「鶏肉」、「朝鮮人参」、「ニンニク」、「ナツメ」、「クリ」等を煮込んだ栄養満点のスープです。辛くも無いので、胃にも優しいですよ。(上級編の締めにも使えそうです!??)
(僕が外来を持っている「大久保病院」の周りには沢山の「韓国料理」のお店があり、別な機会にお勧めを御紹介します。)
<注:万人にお勧めは出来ません!!これで効き目が無ければ、病院へ行ってくださいね!!ちなみに、夜間の救急外来の受診時は事前の電話問い合わせをお勧めします!!>
今年は昨年とは異なり、かなり寒くなるようです。体調管理は万全に!

