さくら通信～院長のお勉強部屋

2011/6/23 木曜日

「熱中症」、イザという時の知識！

～今年は『熱中症』に要注意！その②『熱中症』イザその時の対策！！～

『熱中症』は重症度によって「Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度（軽症⇒重症）」と分けられます。

☆「Ⅰ度」

【症状】・めまい、立ちくらみ・筋肉のこむら返り（痛み）・汗が、拭いても、吹き出てくる

【対処法】・冷所で、安静にする。・水分、塩分補給。・「氷」などで体を冷やす（特に首、ワキの下、足の付け根）

☆「Ⅱ度」

【症状】・頭がガンガンする（頭痛）・吐き気、おう吐・体がだるい、ボンヤリしている

【対応】Ⅰ度の対応に加え、必ず「付き添い」を付ける。カラダが冷たい時は『レスキューシート』で「保温」をする。症状が改善しなければ、すぐに病院へ。

☆「Ⅲ度」

【症状】　・意識が無い・体がガクガクとひきつる（けいれん）・呼びかけにおかしな返事をする

・まっすぐに歩けない、走れない・体温が高い

【対応】　Ⅰ度、Ⅱ度の対応を続けながら、すぐに「救急車」で病院に運ぶ。

☆Ⅱ度、Ⅲ度では命に危険が及ぶ可能性があります。Ⅰ度の段階で早めに対処することが重要です！

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2011/6/14 火曜日

今年は『熱中症』に要注意！その①『熱中症』を知る！！

～今年は『熱中症』に要注意！！その①『熱中症』を知る！！～

今年は、「節電」もあり、例年よりも「暑さ」を感じることが多いでしょう。

まずは『熱中症』の正しい知識を！

☆　～『熱中症』って何？～
「熱中症」は、「高い気温」に『カラダのクーリング機能が追いつかない』状態。
☆　～『熱中症』の原因？～
・　「気温」や「湿度」が高い、風が弱い
・　「加齢」による、放熱力の低下
・　体調不良、睡眠不足、二日酔い
・　通気性や吸収性が悪い服装
☆　～『熱中症』を起こしやすい『時間』～
気温が上昇する『午前11時頃』と疲れが出やすい
『午後3時頃』に発生しやすい。
☆　～『熱中症』を起こしやすい『人』～
・『高齢者』
高齢者は、成人に比べ、体温の調節機能が下がっている上、
のどの渇きを感じにくい。
「高血圧」や「糖尿病」で治療中の方も十分注意したい。
・『幼児・小児』
幼児・小児は「発汗機能」が未熟なため、体温が上昇しやすい。
☆次回は、その②『熱中症』対策！を予定します。

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2011/4/27 水曜日

「海のミルク」だ”カキ”パワー！

～「海のミルク」だ”カキ”パワー～

先日、スタッフ達と「カキ」を食べに行きました。

兵庫産や三重産の「カキ」で非常に美味しく頂きました。

　＜何だか、一つ足りませんね！食べられてしまったようです（泣）＞

～「カキ」は栄養豊富な優等生！～

「カキ」は「鉄分」、「銅」、「亜鉛」、「マンガン」などミネラルを非常に多く含みます。中でも「鉄分」が非常に多いので

「貧血」で悩む女性にもオススメの食材ですね！

さらに「ビタミンＣ」は鉄の吸収を良くします。

「生ガキにレモン汁」という食べ方はとても理にかなっているんです。

「カキ」には、コレステロールを減少させ、血圧上昇を抑える「タウリン」も非常に多く含んでいます。

おまけに、「視力の回復」にも良いんですよ！

～「眼精疲労」には「カキ」＋「レモン」＋「パセリ」！～

☆　「カキ（タウリン）」：　目の疲れを解消。

☆　「レモン（ビタミンＣ）」：　タウリンの吸収促進。

☆　「パセリ（ビタミンＡ）」：　目に栄養。

色々と応用できそうですね！

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2011/4/26 火曜日

”女性”に効く「アサリ」！

～～”女性”に効く「アサリ」！～～

４月からの「新生活」や「地震の影響」等、私達は日々ストレスを抱えています。

この時期はお酒を飲む機会も多いので、普段以上に「体調管理」に気を遣いましょう！

春が旬の「アサリ」は「タウリン」が豊富で、肝臓の解毒機能を高めます＜お酒を飲む人に効果的！＞。

「鉄分」も多く含むので「貧血」で悩む女性には非常にオススメです！

「カルシウム」を一緒に摂れる「クラムチャウダー」は良い組み合わせですね。
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2011/4/3 日曜日

長ーく”息”を吐けば眠ーくなる！！

～長ーく”息”を吐けば眠くなる！！～

先月の『東日本大震災』以降相変わらず、「地震」が続いていますね。「眠れない・・」、「疲れが取れない・・」そんな声を沢山頂いています。

睡眠中でも地震が来ると急に目が醒めることもありますよね。当然、「眠り」も浅くなりがちです。こんな時に簡単に眠れる方法をご紹介！

『長ーく”息”を吐く（深呼吸する）と眠くなる』！！＜これホントなんですよ＞

☆やり方　＜「吸う」は普通で、「吐く」をゆっくり、細く長ーく、20秒くらいかける！＞

長ーく”息”を吐くことで、「副交感神経」が優位になり、『リラックス感が高まる』ので、眠りに入り易くなります！

これは簡単ですね。是非お試しください！

ただ、「眠れない、不安感が強い」などが強い時や長引く時は、専門的な治療を検討するのもありです。

「睡眠剤、安定剤」が効果的な事もありますから、「心療内科」などが良いかも知れません。

☆現在の状況では、「仕事」や「勉強」など「今後に対して、非常に多くの不安がある」方は多いことでしょう。

「不安は1人で抱えても解決しない」ことはとても多いです。こんな時は是非「友人」、「家族」、「仕事仲間」と会い、「グチを言い合う！」事も

大切です！今まで見えていなかった事に気付き、救われることも多いですよ。夜の宴会などが自粛されがちですが、「昼のランチ・飲み（？）」やたまに「朝」のミーティングなんかも良いですよ。私自身ここのところ毎月「朝7時から異業種の経営者の方との朝食ミーティング」を開いています。

結構オススメです。＜楽しい「朝食ミーティング」の話はまた後日！＞

～「困難な時こそ、他者と語り合う！」 ホントに大切です！～

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『震災義援　点滴BAR』～アナタがスグ出来る”社会貢献”～

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2011/4/2 土曜日

アタマを休める”緑茶”！

～アタマを休める”緑茶”の効果！～

”緑茶”の成分と言えば『カフェイン』が良く知られています。

寝る前に飲むと眠れなくなると言われていますが、少量なら「リラックス効果」があるんです。

また”緑茶”にはアミノ酸の一種で、ストレスや脳疲労に効果的なアミノ酸「テアニン」が豊富に含まれています。

「カフェイン」と「テアニン」を両方含む”緑茶”は「リラックス効果」が高い飲み物なんですよ！

ペットボトルの”緑茶”も良いですが、たまには「急須」で入れるのもオススメです！

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2011/4/1 金曜日

落ち込んでる時は”カプチーノ”！！

～落ち込んだ時は”カプチーノ”がオススメ！！～

落ち込んで憂うつ、自信が持てない・・・。

そんな時にオススメのアロマは「シナモン」です。甘みを含んだスパイシーな香りに包まれると、

ネガティブになっていた心がじんわりと癒されてきます。

ティータイムには、「シナモンスティック」を添えた”カプチーノ”を入れてみましょう！

香りを楽しみながら、ゆったり寛ぐと、気分が上向きますよ！

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2011/3/17 木曜日

”地震酔い”に勝つ！！

～～”地震酔い”対策～～

この1週間「余震」続きで「いつまでも揺れている感じ」、「車酔いや船酔いみたい」、「気持ち悪い」と
感じている人が多いようです。これが”地震酔い”なんです。

☆　”地震酔い”はなぜ起きる？
目から脳に入る「位置情報」と内耳（三半規管）で感じる「平衡感覚」の情報にズレが生じる。
この情報の「ズレ」が脳に伝わると、「不快感」や「不安感」を生じさせる。
結果、自律神経系の反応が不安定になり、”地震酔い”が起きる。
長時間「車」や「船」に乗っていて、降りてからも「フラフラする」のと同じです。
今回の様なストレスの多い状態では、普段よりも”地震酔い”になりやすいです。

☆　”地震酔い”の症状？
・顔色が悪くなる（顔面蒼白）
・冷や汗が出る
・生あくび、気だるさが出る
・頭重感、頭痛
・唾液が出る
・息が荒くなる
・めまいがする
・吐き気、おう吐

☆　”地震酔い”になりやすい人？
女性は男性より”地震酔い”になりやすい。
「12～15歳（小中学生）」。
月経時（生理中）の女性。
「神経質、几帳面な人」や「心配性の人」。

☆　”地震酔い”対策？
①　頭をグラグラさせない！
②　呼吸は深く、ゆっくり！
③　目を閉じる！
④　遠くを見る！
⑤　「仰向け」で休む！
⑥　ベルトをゆるめる！
⑦　お茶やお水をゆっくり飲む（アルコールはダメ）！

☆　”地震酔い”を治すには？
「酔い止め薬」は「眠くなる」等の副作用もあり、使用は最小限にとどめておきたい。

・　”地震酔い”に効果的な「ツボ」！

『内関（手首の内側、指3本分肘側のポイントにあるツボ）』を
刺激（手で押す）する。

・　小児では「前転」が効果的！？

医学的根拠は不明だが、副作用が無いので試してみるのも良い。
1回転で吐く子供もいるが、1回出来たら「30分後にもう1回」という感じで数を増やす。

5回転くらいまで慣らすと結構効果が見込める。

☆次回は「ストレスに勝つ”ビタミン”特集！」を予定しています！
以上、院長が雑誌で定期連載している「海の医学（アウトドアでの救急）」から応用しました。

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2011/3/16 水曜日

被災地での『感染症』を防ぐ！

～～被災地での『感染症』を防ぐ！～～

この季節、特に気を付けたいのが『インフルエンザ』と『ノロウィルス（食中毒）』。

カラダの免疫力や抵抗力が落ちている時は十分な注意が必要。

☆＜インフルエンザ＞対策！

抵抗力の弱い「高齢者」や「年少者」は特に注意が必要。拡大防止にはまず「初期症状」を見落とさないようにする。『せき、くしゃみ、鼻水』が出たら『マスク』、『手洗い』、『うがい』を心がける。周囲の人も同様に対策を行いましょう。「水」が十分に無ければ、『ウェット・ティッシュ』、『アルコール、強いお酒（ウィスキー等）を浸したティッシュ』でも代用可能。

☆＜ノロウィルス（食中毒）＞対策！

『下しやすい、下痢』など『胃腸の変化』を見逃さない！「ノロウィルス」は少量でも体内で激増し、「吐しゃ物」や「便」を介して感染が拡大する。感染者の「吐しゃ物」は掃除したら必ず「アルコール消毒（強いお酒でも代用可）」し、「新聞紙」を被せるなどして菌の飛散を防ぐこと。「コップ」や「食器」なども出来るだけ共有しないこと。

☆被災地以外でも注意は必要！

被災地以外にお住まいの方も、地震の影響で「食事が取れない、寝れない」方が増えているようです。

私達がダウンしてしまうと震災への支援・復興にも影響を及ぼす恐れがあります。「うがい」、「手洗い」、「休息」などは

出来るだけキッチリ行いましょう！この震災には日本全体で戦う必要があります。私達一人一人が出来ることから始めましょう！

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2011/3/13 日曜日

被災地での「飲料水補給法」

～～＜被災地での「飲料水補給法」＞～～

今回の「東北地方太平洋沖地震」被災地での「飲料水の確保」は今後も困難が予想されます。

☆「水分は何故必要？」
人間の体は約60%が「水分」で体内の水分を10%失うと脱水になり、体が疲れやすくなり、イライラしたりという
症状が現れます。15%以上の水分を失うと命の危険があります。

☆「被災地」での注意
・被災地では「清潔な飲料水の確保」が難しく、「脱水」を起こしやすい。
・汚れた水を飲むことで「下痢」になり、「脱水」を起こしやすい。
以上に注意が必要です。

☆「被災地」での「飲料水確保及び水分補給法」
「ペットボトル」の「水・ミネラルウォーター」や「スポーツドリンク」が理想的ですが、手に入らない場合の
水分補給法をご紹介いたします。

＜口に入れる「水」は一度煮沸する！＞
沸騰してから更に「10分以上」沸かして、これを冷ましてから飲む！

＜煮沸が難しい場合は、「消毒剤」を使用する＞
「1%塩素剤（商品名：ミルトン）」
ミルトン（消毒液）等：ほ乳瓶の消毒用の商品

①水1Lあたり
透明な水では「10滴」、濁った水では「20滴」加える。
②軽くかき混ぜ、約30分放置する。
③塩素の臭いが残っていれば、消毒完了。

☆もし「下痢」や「脱水」になった場合は
WHOが推奨する「ORS（Oral Rehydration Salts）」という方法が推奨されます。

薬局に置いてある場合もありますが、無くても「簡単に、自作可能」
・湯ざまし又は殺菌済みの水（1L）
・食塩「小さじ1杯」
・砂糖「小さじ8杯」
これらを混ぜ合わせると「代用下痢用経口液」が作れます。
（ジュースに食塩を混ぜてもOK）
「飲み方」
ゆっくり噛むように飲む（がぶ飲みしない）！
コップ1杯飲んだら、10～15分間隔をあけて飲むのが理想的。
10℃位に冷えた状態が、最も早く体に吸収されます！

必要な時は実践してみましょう！
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